~世界最大の爬虫類オサガメ、宗像市鐘崎の海岸に漂着!~
10月28日(水)に宗像市鐘崎の海岸で、ストランディング(死後漂着)しているウミガメが見つかり、本日、それがなんと「オサガメ」であることが確認されました。 オサガメは体長約3m、体重900kg以上にもなる世界最大の爬虫類で、現存する7種のウミガメの中でも最も絶滅の危機に瀕している「超希少」生物です。 オサガメの漂着は全国的にもめったになく、今日、現場に駆けつけた屋久島ウミガメ館理事・上田さんも「日本で実物のオサガメを見られるとは思わなかった!」と大興奮。 オサガメは今年大量発生しているエチゼンクラゲなどを主食とし、今回もクラゲを追って九州に接近した模様です。今回の漂着個体は体長160cm、甲羅長115cm、甲羅幅80cm、推定体重200kgの巨体ながら、「まだまだ子どもサイズ」とのこと。 オサガメは今後標本化を試み、剥製にすることができれば、国内のウミガメ保護研究の拠点・屋久島ウミガメ館に展示される予定です。
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