~平成28年5月22日津屋崎で海洋生物観察会を行いました~
光陵祭タッチプールのための生物観察と採集を、福岡水産高校前の海で実施しました。このエリアは遠浅で溺れる危険が少ないうえ、消波のための岩が積んであるため、様々な生物が観察できる場所です。しかし、ゴンズイやヒョウモンダコなどの危険生物も生息しているため、部員たちは事前に浅海・岩礁での有毒危険生物についてミーティングを行った上で、実際の海に臨みました。 岩礁周りには褐色のヒジキやワカメが繁茂し、ところどころ顔を出すアオサの緑色がとても鮮やかでした。海藻をかき分けて観察すると、ヒトデやウニなどの棘皮動物、アメフラシやウミウシなどの軟体動物、ヤドカリやカニなどの節足動物を発見することができました。また、皆が今年の初泳ぎということで、豊かな大自然を思い思いに堪能していたようです。 ここで採集した生きものたちは光陵祭のタッチプールで来場者の皆さんに触れ合っていただきました。 これから夏にかけて海で遊ぶ機会も増えると思いますが、福津の海は静かで豊かな生物環境がたくさん残っています。ぜひ皆さん福津に遊びに来てください。
|