~福津市健康福祉総合センター(ふくとぴあ)で「環境保全活動団体交流会」に参加しました~
平成28年3月5日、福岡県宗像・遠賀・粕屋地域環境協議会主催「環境保全活動団体交流会」が行われ、福津市うみがめ課をはじめ福岡県各地で活動する15団体が参加しました。始めに行われた活動事例発表では、「学校ビオトープ保全活動(ぐりんぐりん古賀」」の中屋允雄会長、「宗像のほたるを守ろう(むなかた水と緑の会)」の福島敏満会長に続いて、「生きものを守るための身近な活動」と題し、1年生2名が学校部活動という特色を生かしたうみがめクラブの取り組みについて発表しました。(写真(1))
次に「地域の生きものを守る活動を広げよう!」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。まず進行役の福岡県保健環境研究所の須田隆一課長より、福岡県が変化に富む豊かな自然環境を有した土地であること、しかし福岡県レッドデータブックにはすでに1611種もの絶滅危惧種が記載されていること、2013年策定の「福岡県生物多様性戦略」をもとに、県民・行政・企業・NPO・教育研究機関などが連携して活動していく必要があることなどが示されました。うみがめクラブは2年生2名がパネリストとして登壇し、ウミガメの産卵に及ぼす温暖化の影響、ニッポンバラタナゴとカブトガニの現状、活動のやりがい、なぜ生き物に興味を持ったのか等の質問に対し、現役高校生の立場からしっかりと考えを述べることができました。(写真(2))
また、会場には参加団体の活動ポスターが貼られ、各団体が行っている活動について学んできました。うみがめクラブは今年度の活動事例とカスミサンショウウオの調査について報告し、多くの来場者から質問を受けたり激励の言葉をいただきました。(写真(3)) 部員一同、今後も気持ちを引き締めて精力的に活動していきたいと思います。
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