~北九州魚部・北九州市水環境館へ行ってきました~
『魚部』は北九州高校魚部を前身とし、校外の研究者やOBを含めた誰でも入部できる市民の部活動として活躍されています。今回は、活動拠点の魚部基地(水族館・図書館)を訪問しました。北九州を流れる紫川をはじめ、福岡県内外の河川等で調査や観察会を行っており、調査の際の注意点や生物飼育について、参考になるお話を聞かせていただきました。
『北九州市水環境館』は市営の環境学習施設です。無料施設にも関わらず大規模な展示コーナーを備えており、淡水や海水に生息する魚類や甲殻類、両生類、爬虫類、外来生物に至るまで様々な生物が飼育されています。長期飼育方法や温度管理、お客さんが観察しやすいレイアウトを作るためのアドバイスなどもいただきました。また、水環境館ではタナゴ類の繁殖を手掛けており、この日にちょうど繁殖期にあったアブラボテの人工授精を体験しました。
生徒たちはさまざまな魚や標本などを興味深く観察していました。どちらの施設も大変参考になったようです。近日うみがめクラブの水槽コーナーをリニューアル予定なので、今回学んだことを生かし、より観察しやすく分かりやすい水槽作りをしたいと思います。
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