~平成28年12月17日 環境フォーラムに参加しました~
福津イオンにて第12回環境フォーラムが開催されました。今年のテーマは「ともに守り育てよう!!世界遺産と有千潟が奏でる豊かな環境」で、福岡県、福津市をはじめ学校や環境団体が日頃の取り組みや活動報告等を行うイベントです。
1階会場では、水産高校アクアライフ科、光陵高校うみがめクラブ、干潟見守り隊による研究発表などが行われ、2階会場では、各団体の体験コーナーや、市内の小中学校・ボランティア団体による展示がありました。うみがめクラブは、昨年度のカスミサンショウウオ調査報告と、外来種問題についての展示を行いました。関係団体の皆様だけでなく、買い物の途中で足を止めて耳を傾けてくれる方もおり、生徒の活動を通して地域の環境問題に目を向けてもらうきっかけを作ることができたのではないかと思います。
外来種問題については、まず知ってもらうことが第一です。うみがめクラブの展示では「外来種について正しく知ろう」をテーマに、どのような外来種が日本に生息しているのか、なぜ外来種が生態系に影響を与えるのか、などを解説しました。外来種=悪者とされがちですが、もとはと言えば人間が持ち込んで放したり、ペットが逃げたり、飼いきれなくなって川に捨てるといった人為的な移入が主な原因です。外来種がなぜ問題なのかを正しく理解し、心構えをもってペットを飼育したり釣りを楽しんでほしいという気持ちで制作しました。
他にも、勾玉やアイスクリン作りなど福津の歴史や名産品を使った体験イベント、水道水の試飲による福津の水環境解説、環境クイズなどたくさんのイベントがあり、子供たちを含め多くの方々が来場してくださいました。また、うみがめクラブの一年生部員が福岡県のゆるキャラ『エコトン』に扮し、場を盛り上げました。
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