「第14回環境フォーラムinふくつ」に参加しました
「うみがめクラブ(福津市の自然を学ぶ会)」では、「イオンモール福津店」で開催された、福津市主催の『「第14回環境フォーラムinふくつ」未来につなぐ 豊かな自然環境~あっ!きこえるよ。海・山・川のささやき』(長い!)に、本校のボランティアの生徒たちと共に参加しました。
2階のイオンホールでは、福津市の様々な環境保護団体の環境保全活動が紹介されました。『うみがめクラブ』も、「宗像植物友の会」、「宗像蝶類談話会」など長年取り組まれている団体に交じって、「福津市に生息している絶滅危惧種「カスミサンショウウオ」の産卵調査の報告」を行いました。会場では、パネルの展示や、子供から大人まで楽しめる工作体験、スタンプラリーなどが催され、たくさんの親子に来場していただき、とても賑わった「環境フォーラム」になりました。
〔部長コメント〕 私たち「うみがめクラブ」はカスミサンショウウオ産卵調査に関するポスターと、学校で飼育しているカスミサンショウウオとウーパールーパーのアルビノを連れて参加しました。この二匹は小さい子供たちに大人気で、多くの方々に見ていただくことができました。また、ポスターに興味を持っていただいた方も多く、日々の活動内容や産卵調査について知っていただく良い機会になりました。今回の「環境フォーラム」での経験を今後に生かして、もっと多くの人達に生き物の大切さを発信していけるように部員一同、さらに前進していこうと思います。
「カスミサンショウウオ」の産卵調査が始まりました
「うみがめクラブ」では、毎年12月から3月にかけて、カスミサンショウウオの生態を明らかにし、保全に役立てることを目的に、「手光ビオトープ」で産卵調査を行っています。調査は週に一度行い、気温・水温・水深など産卵条件を記録し、卵のうを発見したら、その場所に産卵日を記入した標識を立て、その後の経過を観察します。その他、調査で発見した水生生物の記録も行っています。私たちの調査がカスミサンショウウオの保全の一助となるよう、これからも頑張ります。
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