うみがめクラブ活動報告

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カレンダーと同期
【新着一覧】

2022年10月3日
『水辺の生きもの観察会』に参加しました。

2022年9月5日
令和4年度『郷育カレッジ』が開催されました

2022年3月24日
第4回高校生サイエンス研究発表会2022

2020年1月20日
76 2020「カスミサンショウウオ」産卵調査が始まりました。

2018年12月25日
75:H30環境フォーラム&カスミ産卵調査

2018年8月30日
74『郷育カレッジ』が開催されました

2018年7月21日
73 『うみがめ放流イベント』に参加(平成30年7月16日)

2018年3月3日
72;環境活動交流会

2017年12月19日
71;H29環境フォーラム

2017年8月26日
70;100人会議その2
69;100人会議その1

2017年8月17日
68;読売新聞取材

2017年8月8日
67;H29郷育カレッジ

2017年7月10日
66;スズメの巣立ち

2017年7月9日
65;カスミ調査報告会

2017年6月4日
64; ザリガニ釣り

2017年6月3日
63; H29光陵祭

2017年5月19日
62;ビオトープ調査

2017年4月30日
61;博物館研修

2017年3月17日
60;千鳥が池調査

2016年12月17日
59; H28環境フォーラム

2016年12月16日
58; カスミ調査活動会

2016年9月25日
57; 魚部・水環境館へ

2016年8月8日
56; H28郷育カレッジ

2016年7月25日
55; ニチバラベビー孵化

2016年7月10日
54; カスミ調査報告会

2016年5月28日
53; H28光陵祭

2016年5月22日
52; 津屋崎海採集

2016年5月11日
51; ももち浜ストア

2016年5月2日
50; 春のカスミ観察

2016年3月5日
49; 環境活動交流会

2016年1月29日
48:カスミ産卵中

2015年12月19日
47:H27環境フォーラム

2015年12月18日
46:カスミ調査活動会

2015年12月6日
45:バードウォッチング

2015年10月8日
44:生きもの見つけ隊

2015年9月26日
43:さかなくん講演会

2015年8月7日
42:H27郷育カレッジ

2015年6月20日
41:調査報告&田植え

2015年5月30日
40:H27光陵祭

2015年5月22日
39:カスミ幼生を放流

2015年4月29日
38:博物館で研究発表

2015年3月23日
37:カスミ孵化しました

2015年3月7日
36:環境団体交流会

2015年2月1日
35:カスミ産卵ピークです

2014年12月19日
34:カスミ調査活動会

2014年12月14日
33:マリンワールド見学

2014年12月7日
32:バードウォッチング

2014年10月7日
31:生きもの見つけ隊

2014年8月8日
30:H26郷育カレッジ

2014年8月1日
28:ニチバラ赤ちゃん誕生

2014年7月4日
29:生きもの見つけ隊

2014年6月30日
27:ウミガメ甲羅標本

2014年5月31日
26:H26光陵祭

2013年8月9日
25:H25郷育カレッジ

2010年5月29日
24:H22光陵祭

2010年4月28日
23:PTA総会で発表

2010年3月26日
22:水槽リフレッシュ

2010年2月16日
21:奨学金贈呈式

2010年2月8日
20:H22郷育カレッジ

2010年1月6日
19:マリンワールド研修

2009年12月25日
18:遠賀川水辺館

2009年11月12日
17:藤井フミヤさん来校

2009年11月10日
16:創立30周年式典

2009年10月30日
15:オサガメ漂着!

2009年10月20日
14:アカウミガメ卵掘出し

2009年10月16日
13:ラジオ取材について

2009年10月14日
12:ウミガメ卵経過報告

2009年9月28日
11)上西郷川観察会

2009年9月18日
10)鐘崎でウミガメ産卵

2009年9月8日
9)ウミガメ骨の掘出し

2009年9月2日
8)ウミガメ掘出し日程

2009年9月1日
7)標本寄贈頂きました

2009年7月24日
6)用水路魚類調査

2009年7月6日
5)奴山水系魚類調査

2009年6月10日
4)水槽の仲間が増員

2009年6月2日
2)ニチバラが仲間入り
3)ラジオ取材受けました

2009年5月23日
1)うみがめクラブ始動

2017年8月26日

70;100人会議その2

~宗像国際環境100人会議に参加しました~

 

 宗像国際環境100人会議二日目午後は、玄海ロイヤルホテルにて、「企業と地元環境団体による活動報告」「東京理科大学による公開授業」「九州大学による世界遺産が抱える環境問題について」「高校生・大学生による環境セッション」の4つの科に分かれてのプログラムでした。うみがめクラブはその中の「学生セッション」に参加させていただき、九州工業大学、福岡水産高校と共に、活動発表とワークショップを行いました。

   

 

 

まず、それぞれの参加団体が活動紹介を行った後、8人ずつ4つの班に分かれて、あらかじめ選んで持ち寄った「思い入れのある自然の風景」の写真を見せあいながら自分とっての重要な自然環境について討議しました。

   

 

 

次に、大学生がファシリテーターを務め、KJ法を用いたグループワークを行いました。まず『重要な自然景観はどんな場所か』というテーマでは、釣川、遠賀川、手光ビオトープといった自分たちが関わっている身近なフィールドから、小笠原、ガラパゴスといった独自の進化をした離島に至るまで、いろいろな意見が出ていました。

続いて、『守るためにどんなことができるか』のテーマでは、「ペット動物を野外に捨てない」「自分のではないゴミも拾う」といった今すぐできる身近なことから、「釣り具を買うときに一部をエコ活動に使うかを選ぶしくみ」や「自然の恩恵を受ける人間も自然に対してのマナーを守るべき」といった、社会全体で取り組むべき課題などがまとめられました。ともに環境問題について取り組んでいても、様々な視点や考えが存在し、とりくみ方の視点も異なることを学び、生徒共々大変勉強になりました。

   

 

 

このワークショップで、水産高校の生徒から「知ったことを伝える責任」という言葉がありました。うみがめクラブでも日々奮闘していることで、イベント等で出逢う地域の方や子供たちへ、いかにわかりやすく、楽しく、興味を持ってもらえるような伝え方ができるのか、工夫していきたいと思います。




 



2017年8月26日

69;100人会議その1

~宗像国際環境100人会議に参加しました~

 

825日~27日の3日間、環境問題に取りくむ行政や学校、市民団体、企業などが集い「宗像国際環境100人会議」が開催されました。「森・里・川・海」といった重要な自然環境とどう共生していくか、どのように次世代に残していけばよいか、などをテーマにシンポジウムやグループワークなどを行う環境イベントです。うみがめクラブは826日のフィールドワーク・分科会に参加しました。フィールドワークでは、『竹漁礁作り』と『海岸漂着物清掃』とがあり、二手に分かれて参加させていただきました。

 

 竹漁礁づくりは水産高校が進めるT-Projectの一環で、外来種の孟宗竹が侵入し貧栄養化してしまった里山を手入れし、その際に出た竹を、漁礁として海に沈めて魚やイカの産卵床とするプロジェクトです。大きな竹を割ってドーム型に組立て、重りを付けて玄界灘に沈めました。ダイバーが観察したところ、竹漁礁を沈めた直後から早速コアジの群れが集まってきたそうで、「陸の廃棄物で海の砂漠化を食い止める」という素敵なプロジェクトでした。

   

 

 

漂着物清掃では、宗像市長をはじめ福岡県、宗像市、福津市、九州大学、福岡県留学生会、地元の参加者の皆様が100人ほど集まり、海岸に散乱するゴミを集めました。冷蔵庫などの家電ゴミ、ブイや漁網などの漁業ゴミのほか、ビールの空き缶や食べかすなどのバーベキューのゴミもあり、参加者は汗を流しながら一生懸命ゴミを集めていました。  

 

九州大学の清野博士より、漂着ゴミを回収する際の注意も学びました。薬品ビンなどの危険物はもちろんですが、中国の漁網には、日本では禁止されている「鉛を使った浮き」が付けられており、劣化した鉛の浮きを素手で触ると、怪我をする恐れがあるそうです。写真のような「青い浮き」は危険ゴミの可能性が高いので注意しなければなりません。さらに、漁網にも鉛の粒が練りこまれているものがあり、浜辺で焼却処分をしてしまうと鉛が流出するそうです。

   

 

また、『マイクロプラスチック』の分類と回収のレクチャーもありました。砂浜に打ち上げられた小枝や海藻の塊には、発砲スチロールの破片やプラスチックペレットなどの微小なゴミがたくさんまぎれています。小さくて目立たず、拾い集めるのは難しいですが、水に浮くという性質を利用して回収することができます。

   

 

これらのマイクロプラスチックは、流れ藻などの浮遊物周辺に集まるため、流れ藻を隠れ家とする魚やウミガメが誤飲してしまいます。海の動物の死体を解剖すると、胃から大量のプラスチックが出てくるなど、自然界に多大な影響を与えてしまっているのが現状です。まずはできる人ができることから、できない人も、このような現状を広めていくだけでも環境保全の第一歩となります。回収したマイクロプラスチックは光陵高校で展示する予定です。生徒や保護者、光陵祭の来場者など、多くの方に見てもらいたいと思います。

   







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