~平成28年5月28日光陵祭が行われました~
今年のテーマは「watch!touch!海はともだち」。毎年大好評のタッチプールに加え、昨年よりもさらに充実したクイズラリー(初級編生きものクイズ、腕試し編生きものクロスワードパズル)を用意しました。プールの生きものたちは例年通り部員が海に潜り、ヒトデ、ウニ、イソギンチャク、ヤドカリなどを採集して展示しました。今年はちょうどアメフラシの産卵を観察することができ、期間限定の貴重な触れ合いを提供することができました。 展示室では、クイズラリーの参加者がヒントを求めてウミガメやカブトガニについてまとめたパネルなどを真剣に読んでくれていました。 来場してくれた子ども、そして大人も、様々なコーナーを通して生きものに接していただき、福津市の豊かな自然環境に親しみをもってもらえたと思います。
また、同時に開催した「第5回北部九州地域環境シンポジウム」では、『地域の生きものに学ぶ~人の行動が自然に与える影響とは』をテーマに、絶滅危惧種の背景や回避案などを発表しました。このシンポジウムは、本校と水産高校、九州工業大学が連携し、自然・歴史・文化を通した地域づくりを考えることが目的で、第5回となる今回は光陵祭文化企画のひとつとして一般参加型で行われました。会場となったコモンホールは、通りかかった多くの来場者が足を止めて発表に耳を傾ける姿が見られました。発表後のディスカッションでは活発な議論が展開されており、参加部員一同とても良い刺激を受けたようです。ここで学んだ体験を今後の活動に活かしていきたいと思います。
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