~平成29年3月3日
第5回環境保全活動団体交流会に参加しました~
福岡県内で環境保全に関する活動を行う、行政を含む23団体が宗像ユリックスに集いました。
第1部では、「NPO法人宗像里山の会」と「上西郷川日本一の郷川を目指す会」による活動報告の後、各参加団体が簡単な活動紹介とPRを行いました。
今回、参加団体は事前に基本データを提出しており、会場で配布された資料には、各団体の正式名称や設立年、ホームページやフェイスブックの有無などに加え、連絡先や主な活動場所も掲載されました。団体同士が連絡を取り合い、情報の共有や飼育方法の相談、調査協力など横のつながりが広がっていくことで、県全体でより効率的な活動ができれば心強いです。
第2部は、「次世代につながる活動を目指して」をテーマに、4人1グループとなってワークショップを行ないました。一人10分間のなかで、1;広報(伝えたい相手に届いているか)、2;活動(魅力的な活動になっているか、無理のない体制か)、3;課題(やりがいがあるか、喜ばれているか、課題は何か)などを考えながら、お互いの活動について深く知ることができました。他の地域で活動されている方から、現地に生息するカスミサンショウウオの産卵状況や成体の調査方法について話を聞いたり、高齢化により活動の継続が難しい団体がある現状など、これからの課題も見えてきました。
うみがめクラブは4月から活動10周年を迎えます。福津の豊かな自然環境をこれからもずっと残していくために、地域に親しまれる部活として「生きものと触れあう楽しさ」を伝えながら、自然の生きものたちに学び、活気ある活動をしていきたいと思います。
|