今年はエルニーニョの影響か、昨年は7回あった福津市内の砂浜へのアカウミガメの上陸産卵が、残念ながら今年はついに1件もありませんでした。 ところが幸いにも、毎日新聞の7月31日朝刊に「アカウミガメ91個産卵~宗像・鐘崎海水浴場 9月下旬にも赤ちゃん誕生~」という記事が掲載されました。この記事のアカウミガメの産卵場所は宗像市内。そこで、うみがめクラブは所管の宗像市役所環境保全課と連絡をとり、現在同市内の安全な砂浜に移植されている卵の観察活動に参加させてもらえることになりました。 今年は砂浜の温度が例年よりも低めのため、卵が孵化するのは9月末以降になる見込みです。 生まれたての小さな子ガメたちが、一心に巣穴から這い出して波打ち際から海へと旅立つ感動的な瞬間を、ぜひ自分達の目で見守りたいと思っています。
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