~平成28年8月8日 福津市郷育カレッジを行いました~
毎年恒例の郷育カレッジ講座「うみがめクラブとわくわく生きもの教室」は今年も晴天に恵まれ、小学生24名を含む、28名の方が参加してくださいました。 はじめに、福津市を代表する生きものであるウミガメについて、産卵の特徴などを紹介した後、「夏に出会う危険生物と対処法」「外来種が増えるとなぜ良くないのか」などについて講座を行いました。特に外来種は、ペットとして飼育したが成長しすぎてしまった、などが原因で野外に捨てられ増えてしまうケースが非常に多いため、寿命や大きさなどをきちんと理解しておくことが大切であることを学習しました。
続いて、「お土産づくり」の時間は、「ストーンアート」に挑戦しました。デコパージュという方法で、紙に書いた絵を石にコーティングする技法です。海の生きものの絵を描いて色を塗り、カラフルなストーンアートがたくさんできました。
最後に、部員の案内で水槽コーナー、繁殖水槽、展示室をまわって、実物を見ていただきました。子どもたちは水槽の魚にエサをあげたり、一匹一匹じっくり顔を観察したりと、短い時間でしたが、生きものと触れ合って楽しんでくれたようです。
環境や生きものを保全するには、まず興味関心をもってもらうことが第一です。今日参加してくれた子どもたちから家族や友達へ、さらにその友達へと学んだことを伝えていってほしいと思います。
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